ケトン体とダイエットと認知症。

いつも整体院 iroha -色葉- をご利用いただき、

本当にありがとうございます。

 

 

ケトン体、って、皆さんご存知ですか？

 

 

 

実は、ケトン体は糖質（ブドウ糖）のかげに

隠れてしまい、あまり目立つことがありません。

 

 

 

糖尿病になってしまうほど、

糖質を摂り過ぎてしまっている現代人。

 

 

糖質を摂りすぎてしまっているばっかりに、

ケトン体はずーっと隠れたまま。

 

 

平成26年患者調査の概況（厚生労働省）によりますと

糖尿病の総患者数は316万6000人と言われています。

 

 

 

 

 

確かに、人間が活動するために必要な

第一のエネルギー源は 糖質（ブドウ糖）です。

 

 

 

糖質を制限したら、

エネルギー不足になってしまうのでは？

と思われがちですが、

 

 

身体の中から糖質（ブドウ糖）がなくなった時

次に使われる第二のエネルギーが存在します。

 

 

 

それが、ケトン体。

 

 

 

ケトン体は体内から糖質がなくなり

脂肪の燃焼が始まった際に発生します。

 

 

 

食べ物に含まれる糖質の代わりに

脂肪が分解されてできたケトン体が

エネルギー源として使われるため、

寝ている時など、何もしていない時でも

脂肪を燃焼できるという仕組み。

 

 

 

糖質を制限し、

ケトン体を表に出すことで、

体内に溜まった脂肪を

燃焼しやすい身体づくりができるのです。

 

 

 

また、ケトン体は、

脂肪を燃やすことができるダイエットだけでなく、

認知症、てんかんなどの改善にも

役立つと考えられています。

 

 

 

脳神経細胞の障害が原因だと言われている

認知症やてんかんですが、

 

 

この、ケトン体が

脳神経細胞の栄養源になるため、

 

エネルギー不足の脳神経細胞が

ケトン体を食べることで、

エネルギー不足が解消され、

認知症やてんかんの症状が改善されると

考えられているんですね。

 

 

 

脂肪が燃焼される際に発生するケトン体。

 

 

糖質がなくなった時だけでなく

普段から脂肪を燃やすシステムとして

稼働してくれるように

人間の身体の仕組みが変わることが

一番の理想ですが、

そう簡単にはいかないようです・・・。

 

 

 

 

 

以上、iroha -色葉- でした。